インターフェースについて

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第5話:更新履歴に気付いてますか?

当サイトのトップページに「更新履歴」と書かれているエリアがあります。なるべく多くの皆さんに新着ページを読んでもらおうと考え作成しましたが、ここに掲載してもなかなか読んでもらえませんでした。どうも更新履歴に新しい項目が増えたことに気付いてもらえないようです。もっとも、最近は常連さんが興味ないようなネタばかり更新してますが……。

これを改善するために、新着ページがあるときは他の文字よりも強い装飾で「新着があります」と表示することを考えました。この状態を“新着表示モード”と呼ぶことにしましょう。逆に新着ページがない場合は、その他の文字と同じ程度の装飾で「更新履歴」と表示します。この状態は特に名前を考えていませんでしたが、とりあえず“通常モード”とでもしておきましょう。本当に見てほしいときはいつもと違う表示しにし、「あれ、何か変わったなあ」と思わせて注意を引くという魂胆です。

新着表示モード
画像:赤い背景に「新着があります」と書かれた文字と「NEW」と書かれた画像が表示されています。
通常モード
画像:他の文字と同じ色合いで「更新履歴」と書かれています。

最初に問題となったのは、実際に新コンテンツを公開してから何日間新着表示モードとするかでした。仮に3日間とした場合、1週間おきにこのサイトをチェックしている人は、運が悪いと新着表示モードが終わった後にアクセスすることになります。結局妥当な日数が決まらなかったので、JavaScriptとCookieという仕組みを利用して、最終閲覧日時以降に更新があった場合に新着表示モードとするようにしました。

逆に、新着表示モードから通常モードに戻すタイミングも、検討の必要があります。非常に熱心な常連さんは毎日このサイトを見ているとのことですが、そのような人に1週間も新着表示モードを表示していたら、ウザいと思うことでしょう。初回だけ表示してすぐに戻すことも考えましたが、新着表示モードで表示した後ですぐに通常モードに切り替えたら、閲覧状況をシステムに監視されているような印象を閲覧者が抱きかねません。「あくまで自然に」を目標としてましたので、違和感を感じさせない配慮が必要となります。検討の末、新着表示モードを数時間した後に通常モードに戻す方式としてみました。

新着ページを読んでもらうまで新着表示モードを継続することは技術上は可能です。私自身は新着ページを読んでもらいたいと思っていますので、そのようにしようかとも考えました。しかし、このような方式にすると、新着ページを表示するまで延々と強調表示し続けることになります。閲覧者にとって押し付けがましさは不要のものですので、通常モードに戻す条件に新着ページを閲覧したかどうかを含めることは見送りました。この部分は結構悩んだところですが、自制して良かった思っています。

今回のお話は「使いやすいソフトウェアについて考える」という趣旨から離れてしまいましたが、これもインターフェースのひとつではないかと思いご紹介しました。短いプログラムですが、ただ更新履歴を表示するだけに比べて、格段に分かりやすくなっていると自負しています。

連載「インターフェースについて」は、現時点ではここで終了です。つたない文章ですが、インターフェースの重要性を意識するきっかけになれば幸いです。ご愛読ありがとうございました。