中華そば ふくもり
夜は豚骨魚介ラーメンのせたが屋,昼は塩ラーメンのひるがおという、一風変わったお店で注目を浴びた前島司さん。彼のポスターには、「環七を制す者は、ラーメンを制す」
という熱い言葉が書かれています。 その前島さんが野沢大勝軒の跡地に新たに興した店が、“中華そば ふくもり”です。店名の冠は中華そばですが、一番の人気は極太麺を使ったつけ麺のつけぶとです。
最近は、安易に匠っぽい装飾で誤魔化したラーメン店が増えていますが、ふくもりは町の定食屋といった店構えで、とても有名店とは思えない外観です。当初はせたが屋の関連店であることを隠して営業していたものの、口コミで人気が出た点からも、前島氏の実力が伺えます。
このお店の常連客は、熱々の麺が楽しめるあつもりを好んで注文するそうです。あつもりとは平清盛の甥である平敦盛とは何ら関係がなく、一度冷水で締めた麺を再度湯通しして加熱する調理法です。下手な店では麺がだれてしまう恐れがある調理法ですが、ふくもりでは非常にコシが強い極太麺ですので問題はありません。
スープは泥水のように濁っており驚かされますが、この濁りは動物ベースのスープに大量の煮干粉を漂わせているためです。かなり魚介風味が効いたスープに仕上がっており、好き嫌いが分かれるほど個性が強いスープとなっています。入り口に「当店のスープ・煮干しがかなり強いです!!」との注意書きが貼られているのにも頷けます。
麺とスープの両方が主張していますので、片方だけが飲まれてしまうことはことはなく、ポジティブな方向でバランスを取った味に仕上がっています。万人にお勧めできるお店ではありませんが、魚介ダシが好きな私としては満足できるお店でした。麺・スープともに彩度が低く、正直言って食欲をそそる見た目ではありませんでしたが、それを上回るインパクトを感じました。

当ページ内の評価は、個人的な主観によるもので絶対的な評価ではありません。定休日・営業時間・価格などの各種データは掲載時のもので、正確性について保障いたしかねます。特に価格は、2004年4月の消費税総額表示義務化に伴い、変更されている可能性があります。ページ下部のクーポン情報は、ホットペッパーWebサービスのデータを元に作成されています。Powered by ホットペッパー.jp
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